天然温泉の温度管理 [天然温泉]
私の仕事のお風呂管理(温度・清掃・その他)があります。泉質は、ナトリウム塩化物泉です。
お肌に優しい泉質で、お客様に喜ばれています。
設定温度は、40~41度前後としています。
しかし、温泉は自然のめぐみですが、一定の湯量とは限りません。
温度も季節や天候によっても違いが出ます。
温度調節は、基本的にバルブの開閉量で調節しています。
一定に温度を保つ事が、難しいです。
8つの浴槽の他にサウナと足湯もありますので、すべてに温泉が給湯されていますから毎分100リットルの湯量とはいえ、かけ流し状態で、掃除の時の湯抜きを考え貯湯槽を満タンにしなければなりません。
どのバルブはどの位置までバルブの開閉をするか?目印はつけていますが、その時の状況で適度な微調整がいる事が多いです。
お湯の温度は直ぐには、上がらなし、下がりもしません。そこが難しいのです。
徐々にと思いますがお客様の到着時には、ちょうど良い温度でなければなりません。
湯抜きした浴槽の温度が一番難しい。
貯湯槽に貯まった温泉を一気に流し込みます。
約46~49度ある貯湯槽からの温泉を流し込むと、少し温度は下がるも43~45度位になる事が多いです。
湯もみをします。湯もみするための道具も自分で作りました。
浴槽が満タンになったら、湯もみをします。
自分で作った道具で浴槽をかき混ぜます。
草津温泉の湯もみは、有名ですが私のところでも湯もみをしています。
さすがに仕事歌は歌いませんが、10分間位は湯もみをします。
天然温泉は、自然の恵みですが扱いは難しいのです。
今年から、外国人が増えました。2月の中旬頃から多くなっています。
中国・香港・台湾・韓国・シンガポール・インドネシア・タイ等アジアからドンドンやってきます。
外国人で困るのは、風呂に入る時バスタオルを巻いてはいる人がいるので、準備したタオルが、直ぐに無くなり、クリーニング代が増えることです。
一人で3枚は、バスタオルを使ってしまうので、驚いています。
日本の温泉入浴シーンをテレビなどで、紹介するレポーターがタオルを巻いて入浴するので、タオルを巻いて入浴するものだと思っているに違いありません。
外国人で一番驚いたのは、マレーシアの女性が、入浴しても頭洗わないのです。
送迎していた時風呂に入っていたはずなのに、頭がとても臭かったので気が付きましたが、どうしてなのか?
とても不思議です。
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